アルバムに収録する楽曲の仕上げをしています。
音のバランスやレベルを調整し、表情を付けていく、ミキシングとマスタリングの作業ですが、これもなかなか大変な作業です。
この作業によって、楽曲の印象がずいぶんと変わります。
ボーカル部分でも、背景の伴奏の雰囲気で溶け込むように変えてみたり、または逆に前面に出してみたり、結局は好みによるところですが、これも様々なオーディオエフェクトを入れて調整していきます。
こうやっていろいろと調整する中で、例えば音圧を上げるなどして音は良くなった分、ノイズが目立ってしまったり…一つが良くなれば、別のことに不具合が出たりでなかなか簡単にはいきません。
高度な環境や技術があればスムーズにいくかもしれませんが、残念ながらそうもいきませんので、環境も技術もまだまだの中ですが、今できる事でやらせていただいています。
とはいえ、これらの作業も本当に奥が深いです。様々なテクニックをアドバイザーの方に教えてもらいながら、それを自分なりにアレンジしてみて、音の変化を楽しんでいます。
一つ救いなのは、電子系の理系出身で、元々波形とかメーターとかにあまり抵抗がなく、たまに共通する専門用語が出てきたときはイメージしやすい時もあり、その時は助かっています。
ジャケット等のデザインもあり、追い詰められている状態ですが、来月の発売に向けてエンジンかけていきたいと思います。
(手続きなど、諸事情により発売日を設定できない状況ですが、近々お知らせいたします)